2024年11月23日に東京大学にて株式会社みんがくと共催で、「教育を変革する生成AIハッカソン」を開催いたしました。
「教育を変革する生成AIハッカソン」は、教育現場における生成AIの活用を促進することを目的に開催され、AIの活用に関心を持つ教育者が一堂に会してアプリづくりに取り組みました。参加者が知識やアイデアを共有し合いながら、生成AIが教育にもたらす可能性を探り、未来の教育を支えるための実践的なスキルを習得する貴重な機会となりました。
■ プログラムと成果
本会実施前には初心者向け講習を開催し、スクールAI※の基本的な操作方法をレクチャーいたしました。
開会宣言ののち、参加者が現在公開中のスクールAIのモードを実際に体験し、AI活用の具体例に触れました。その後、相模原市立中野中学校の梅野哲総括教諭による「開発のポイント説明」を受けた後、参加者同士が開発したいプロンプトについて議論を重ね、チームに分かれてプロンプト開発をスタート。教科の枠を超えた斬新な生成AIアプリが次々と生み出されました。
また10代や中学生の参加もあり、その柔軟な発想や積極的な取り組みが会場に活気をもたらしました。
完成した成果物はPadletにアップロードされ、各チームが2分間のプレゼンテーションで発表を行いました。発表後には交流会が行われ、参加者同士のネットワークを広げる機会を提供いたしました。
最後に、横浜市立鴨志田緑小学校の中島鑑教諭が作成した「振り返りモード」を活用してイベント全体を振り返りました。
※「スクールAI」は、教育に特化した生成AIアプリが簡単に作成・共有できるプラットフォームです。
◇2024年11月23日 (土・祝) 13:00～18:00
会場: 東京大学 伊藤国際学術研究センター （東京都文京区本郷7丁目３−１）
▼HPはこちら
https://ai-ueo.org/
■ ご挨拶いただいた先生方
・炭谷俊樹先生：ラーンネット・グローバルスクール 代表、神戸情報大学院大学学長
・濵田英毅先生：玉川大学教育学部教授
・樋口万太郎先生：中部大学現代教育学部 准教授
・蓑手章吾先生：HILLOCK初等部スクールディレクター
■ 今後の展望
本ハッカソンを通じて開発されたプロンプトやアイデアは、今後の教育現場でのAI活用に向けた新たな第一歩となります。一般社団法人教育AI活用協会は引き続き生成AIを活用した教育改革に取り組みます。
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